Blog #003
こんにちは。 管理栄養士YUKIです。
★----今日のお話----★
今日は大豆イソフラボンについてお話しします。
大豆イソフラボンは、女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きをし、女性の美しさや若々しさを手助けしてくれます。
加齢とともにエストロゲンの分泌量が減少すると、やがて更年期、閉経を迎え、それに伴い、「更年期障害」と呼ばれる体と心のトラブルがみられることがあります。
そこで大豆イソフラボンは、エストロゲンの不足を補う栄養素として、期待されています。
ーーー日本人のイソフラボンの必要量は?ーーー
大豆イソフラボンの1日の摂取量の上限目安は70~75mgです。
国民栄養調査によると、
日本人は、平均的な食事でイソフラボンを16〜22mg摂取しています。
日本食には大豆製品が沢山ありますので、自然に摂取しています。
また、閉経後の女性は、閉経前の女性+30mgのイソフラボン摂取を
推奨しています。
---大豆製品に含まれるイソフラボンの量(100gあたり)ーーー
食品名(検体数) 平均含有量
大豆(11検体) 140.4
煮大豆(3検体) 72.1
揚げ大豆(1検体) 200.7
黄粉(2検体) 266.2
豆腐(4検体) 20.3
凍り豆腐(1検体) 88.5
おから(1検体) 10.5
金山寺みそ(1検体) 12.8
油揚げ類(3検体) 39.2
納豆(2検体) 73.5
味噌(8検体) 49.7
醤油(8検体) 0.9
豆乳(3検体) 24.8
厚生科学研究(生活安全総合研究事業)食品中の植物エストロゲンに
関する調査研究(1998)より
ーーー大豆ミートはイソフラボンが豊富ーーー
一般的な乾燥大豆ミートを湯戻ししたもの乾燥で30g、水で戻したもの100g中に含まれる
大豆イソフラボンは43~50mgで、その量はおからの5倍です。
(五訂日本食品標準成分表より算出)
単品で1日分を取ると仮定すると、
大豆製品でいうと、納豆2パック、豆腐なら一丁、豆乳なら200mlを2本分、
大豆ミートなら150g(水で戻した状態)となります。
ーーー大豆ミート150gってどのくらい?ーーー
大豆ミートミンチで作ったミートソースを1人分で大豆ミート使用量(水戻しで)75g程度になります。
おかわりすると、1日分を超えるほどになる量です。
三育フーズ 植物たんぱく食品
https://san-iku.co.jp/item_cat/vege
ーーーおすすめの取り方ーーー
イソフラボンは日本人に馴染みの深い形で含まれていますが、毎日納豆と豆腐を沢山食べると飽きてしまうことがあると思います。
大豆ミートを取り入れると、お肉の代わりに大豆ミートの栄養(今日のお話だとイソフラボン)を摂取できます。
★----今日のお話----★
お豆腐や納豆もいいけど、お肉の代わりに大豆ミートを取り入れると、イソフラボンを取り入れることができます。
特に50代以上の女性にはおすすめです!
お読みいただき、ありがとうございました。