社長挨拶

代表取締役社長

「美味しく健康的な卵乳菜食を食べさせてあげたい」

当時千葉県袖ヶ浦の地にあった日本三育学院は、学生たちへのそのような思いから給食部を設立しました。寝食を共にする全寮制の学校にとって食は教育の根本をなすものでした。以来100年以上にわたって、私たちはその原点を大切にしてまいりました。株式会社になった今もその思いは変わりません。ちなみに三育学院は大学院まで擁するまでに発展し、千葉大多喜と東京の二つのキャンパスに分かれて、今も看護師を始めとする幾多の人材を社会に送り出しています。

株式会社となった弊社も、三育学院も、キリスト教プロテスタントの一派であるセブンスデー・アドベンチスト教会を母体としています。私どもは聖書の教えから、人間の理想の食事は菜食であることを信じ、それに近い食生活を実現するお手伝いをさせていただきたいと願っています。食は人間存在の根本であり、それゆえに教育の根本であると同時に、非常に宗教的なことだと考えています。今日食べる一回一回の食事が私たちを形成していきますし、そこに宗教があるのです。

近年、テレビの番組で、弊社の製品、ピーナッツクリームや黒ゴマクリームが高い評価をいただいていることに私どもは励まされております。今後も弛むことなく、美味しくて健康的な食品を届けたいという思いを忘れることなく、さらに研鑽してまいります。菜食が地球環境の保護につながることが多くの人に知られるようになりました。私たちは小さな会社ですが、社会に貢献していく大きな思いを持ってコツコツと良い製品を作ってまいります。引き続き変わらぬご愛顧を賜りますようにお願い申し上げます。皆様方のご多幸をお祈り申し上げます。

代表取締役社長
稲田 豊