Blog #020
こんにちは。 管理栄養士YUKIです。
★----今日のお話----★
トータルヘルス 健康的な生活習慣の水分についてお話ししたいと思います。
ーーーSDA型ライフスタイルの概要ーーー
頭文字を並べるとセレブレーションズ(CELEBRATIONS)
1.Choice(選択)
2.Exercise(運動)
3.Liquids(水分)
4.Environment(環境)
5.Belief(信じること)
6.Rest(休息)
7.Air(空気)
8.Temperance(節制)
9.Integrity(高潔さ)
10.Optimism(楽観的であること)
11.Nutrition(栄養)
12Social Support(ソーシャルサポート)
またはNEWSTART +4S
1.Nutrition(栄養)
2.Exercise(運動)
3.Water(水)
4.Sunshine(日光)
5.Temperance(節制)
6.Air(空気)
7.Rest(休息)
8.Trust (信頼)
9.Sentaku(選択Choices)
10.Smile(楽観的であることOptimism)
11.Seijitsu(誠実Integrity)
12.Social Support(ソーシャルサポート)
ーーーLIQUIDS(水分)の必要性ーーー
体内のほぼ全ての細胞や組織は、水分を含んでいるばかりでなく、常に水分に浸されており、正しく機能するために水分が必要です。
ーーー水分の働きーーー
体内の運送システム・動作時の潤滑作用・消化の促進作用・腎臓からの老廃物排泄作用・体温の調節作用・循環する血液の主成分
水分は生命の液体であり、代謝作用の媒体です。
ーーー1日に失われる水分の量ーーー
正常な大人(軽い活動)が1日に失う水分の量(ml)
皮膚から蒸発する目に見えない水分:350ml
呼吸により失われる水分:350ml
汗:100ml
大便:100ml
尿;1400ml
合計:2300ml
---水分が不足した場合脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まる---
十分な水分を摂取しない場合には、体は発汗と排尿の量を抑えることによって、脱水症状を防ごうとします。それでも間に合わない場合、脱水状態になり体を冷やす機能が働かなくなり、体温が上昇したり、体内の老廃物の排泄が滞ります。
血液が濃くなり、流れが悪くなり、血栓ができるリスクが高まります。その結果脳卒中や心筋梗塞が起きるかもしれません。
ーーー体に必要な水分量は?ーーー
運動中の水分補給はもちろん、運動後にもコップ数杯の水分摂取が必要です。朝起きた時には睡眠中に失われた水分を補給するために水を飲みましょう。お茶やコーヒー、アルコールは水分に計算しません。甘い飲み物は肥満や糖尿病の原因になりますので、純粋な水を飲みましょう。
尿の色が濃ければ、水分が不足していると予想できます。(ビタミン剤を含むものを摂取した場合尿の色が濃くなることがあります)
ーーー食物の水分ーーー
体が摂取する水分の三分の一は食物に含まれています。果物や野菜 (スイカ、オレンジ、いちご、ほうれん草、きゅうり、レタス、トマトなど)
野菜や果物を積極的に食べることで、水分を摂ることができます。
ーーー人間の体の70%が水分ーーー
脳のおよそ85%が水分、血液は83%、筋肉は75%、骨でさえ20〜25%が水分でできています。
★----今日のお話し----★
生きていくために、水分は空気に次いで最も重要なものです。
定期的に純粋な水を飲む習慣をつけましょう。
果物や野菜を積極的に摂りましょう。
尿の色で水分不足の早期発見をしましょう。
参考文献:トータルヘルスへの12の鍵 福音社